Ver1.4第三シーズン DOB変更による注目カードピックアップ
こんにちは。
約一ヶ月続いた激動の第二シーズンもようやく終わり、今日から第三シーズン突入です。
それでは、早速ポイント変更のあったカードを確認していきましょう。
・集計範囲、対象カード
今回の集計範囲は 7/29~8/30
通常は2週間ほどですが、今回は期間内に開催されたイベントでポイントが関係するルールを設けたため、イベント終了まで期間が延長されました。
8/25に追加されたEXブースト専用PRカード4種は期間対象外として1p維持。イベント15thで入手できるPRカード3種は期間範囲外のため1pスタートとなります。
また、イベント14thで入手できるPRカード2種、漫画付録の《1000年の想い人》、攻略本付録の《セレニティナース》、2周年記念企画カード《奉仕少女セツナ》は対象となっており、ポイント更新されています。
・0p注目カード
まずは、0p帯のカードについて。
7位:《破壊少女シヴァ》
ポイントは前から0pだが、驚くべきはこの順位。新カードSRにしてトップレートのカードが7位。こいつの上がサー珍と魔法石、毘沙門しかいないってのが、どれだけ使われているかわかる。確かにどこからでも飛んできたしなぁ…
26位:《統制者ヴィシュヌ》
34位:《天帝インドラ》
61位:《創造神機ブラフマー》
いずれも1p→0p。これで新SRユニットは全て0pに。ヴィシュヌは能力に無駄がなく、様々なデッキに投入され、使用率を確実に伸ばしてかなりの順位に。インドラも流行の黄色絡みのデッキでよく採用された。
逆にブラフマーは初期の印象が強い割に少し伸び悩んでいる印象。全体的に青に元気がなかったのも要因だろう。第三シーズンでどう変わるかも注目したい。
21位:《純情ヴァルゴ》
53位:《グラインドビートル》
62位:《アリアンロッド》
80位:《はにわ》
第一シーズン後期から使用者が増えていた【アリ珍】パーツが揃って1p→0pへ。この他、《狂犬の採掘》、《突撃の合図》は共に1pに。《勇猛なる決起》こそ1p付いたが、今期【アリ珍】を組むにはC構築が限界か。
42位:《ダークプリースト》
54位:《ジェスタークロー》
58位:《奮迅のレオ》
73位:《蛮勇のキャンサー》
93位:《ガネーシャ》
全部4p→0p。第二シーズンをS環境にした元凶達。キャンサーは【加護S】、ガネーシャは【黄S】、他3枚は両方で採用され、ポイントを押し上げた。
さらに、これらとセットで上記デッキにて使われることの多いカードを見ても、
135位:《ラミア》(1p→0p)
157位:《選ばれし者》(2p→0p)
160位:《司令官テイアー》(2p→0p)
170位:《ゴールドクラウン》(1p→0p)
122位:《神札再生》(4p→1p)
129位:《ピエロ達の宴》(4p→1p)
と、かなり躍進している。一度にこれだけの数が一気に順位を上げたのは、やはり第二シーズンが長期であったためだろう。2週間程度の期間なら、ここまで順位は上がっていなかったかも。
しかし、これらを0pでも使うか?と言うと厳しいものが多い。第三シーズンは見ることは少なくなりそう。でも、そうすると第四シーズンが…
64位:《空色のコルフェ》
87位:《絶妙な挑発》
94位:《イシュタル》
いわゆる【レベコン】系統で使用されるカードで、青系では数少ない躍進者。《絶妙な挑発》は発の0p帯?古くは《実習生リーナ》、最近は《幽世のイザナミ》専用インセプという感じだったが、《イシュタル》という新たな相方を得て順位を伸ばした。
いずれも【レベコン】系統には欲しいカードのため、0pとなった今期でもよく見かけそう。ただ、コルフェは1p維持の《魅惑のテレス》と枠の争いになりそうか。
・1p注目カード
105位:《絶望の天魔アザゼル》
いきなり凄いの来た。初の1p落ち。1.2当初を知る人は、彼にポイントが付くのにどこかショックを受けるのではないだろうか。
下方修正後も、貴重なトリガー破壊能力と強力な焼き能力、割と軽いコストの進化という使いやすさで一定の順位を保ってきたが、ミューズの流行、進化対策カードの増加と逆風を受け、より軽量で手軽に焼けるシヴァの登場で遂に陥落。【赤黄】系統のデッキが減ったのも要因か。1pなら調整で採用されることも多そうだが、どうなる?
106位:暴虐王バアル
Sデッキの代名詞として時代を作ったこのPRカードも1p落ち。とにかく環境が悪かった。天敵ミューズは9位まで順位を上げ、黄系統デッキには呪縛が撒かれるので仕事ができない。シヴァに焼かれ、《繁栄の対価》にバウンスされ…
今期は【バアルS】のパーツも多く4p落ちしているためチャンスか。それでも天敵は相変わらず多いが、前期よりはチャンスありそう。
108位:《繁栄の対価》
第二シーズン初期より【アリ珍】対策として注目された「使える4pインセプ」。他にも【侍】の《剣聖・武蔵》、緑系統の《軍神アテナ》など強力な効果を持つ進化カードには《人の業》より有効で、デッキのポイント調整を兼ねピンで投入される場合が多く、4p→1pと大躍進。
反面、《毘沙門》や《ガブリエル》等には無力で、《ゴールドクラウン》、《ハデス》、《ツクヨミ》等、バウンスさせたくない相手・場面も多かった。1pとなると、さすがに採用されにくいか。
109位:《迷子》
112位:《見習いシーフ》
140位:《エリートシーフ》
188位:《圧殺のタウロス》
286位:《チェックメイト》
【盗賊】デッキのパーツ達。《怪盗ZERO》は1p→0pとなってしまったが、2名のシーフが0p→1pとなり、組みやすくなった。《キャプテンキッド》、《ロストボーイパレード》は1p維持、相性のいい《闇取引》は1p付き、B構成なら余裕で到達可能だろう。
124位:《潜在開放》
130位:《勇猛なる決起》
157位:《闇取引》
使いやすいパンプ系カードも、0p→1pへ。この枠は《武器破壊》の一人勝ち状態で、同じ0pだと使用率が下がる傾向がある。1pあるとデッキ調整に便利なので、今期はよく見かけることになりそうだ。
272位:《びっくりクッキング》
1.4SRインセプは、じわじわと順位を上げて2p→1pに。1cp使う上に相手依存なため使いにくい感は拭えないが、流行のシヴァや黄系統対策としては貴重なカード。シヴァ2連発に割り込めたり、カッパ→ゴールドクラウンorガブリエル等に割り込める。
また、相手に押し付けられたウイルスに自分から沈黙を付けられる唯一のカードでもある。覚えておいて損はないだろう。
189位:《サイボーグ死兵》
247位:《アクアランサー》
278位:《オルトロス》
全て4p→1pの青ユニット。4pとしては高い能力ながら1p止まりだったのは、青系統があまり流行らなかったからだろう。オルトロスは2pなら出番も多くなったと思うだけに、惜しい。
・2p注目カード
302位:《密偵》
304位:《雪忍の六花》
349位:《刺撃のスコーピオ》
【忍者】デッキパーツ。《密偵》が2pになると途端に増える印象。個人的に苦手なので辛いです。
他の忍者はポイント変動がないようだが、元々ポイント付いていて、サーチャーの六花が1p→2pとなると、A構築も余裕がありそう。天敵の《スピード違反》は2p→1pになっているので今期はチャンスか。スコーピオが4pのままならやばかった…
303位:《歴戦の勇士》
0p~1pに定着して以降は、初の2p落ち。条件こそ厳しいが、発動すればほぼ負けず、無色インセプで0pという使いやすさで長らく高順位を維持したが、ウイルスを置かれると発動できないという致命的な弱点ができてしまった。これだけウイルスが流行ると、復権は厳しいか。
308位:《アームズドラゴン》
310位:《ホーリードラゴン》
328位:《ギャウルス》
345位:《リトルドラコ》
【竜・亜竜】デッキのパーツ達。この他、《ガンスネーク》、《竜の咆哮》、《巨竜の島》の3つが2p→4pへ。今期は大チャンスだ。まぁ、この系統イマイチ流行らないんだけど…
注目はギャウルス。新PRの《南風のニンニル》と、《ニードルアリゲーター》は相性がいいため、デッキの高速化に貢献できそう。
333位:《愛犬の採掘》
421位:《進化の系譜》
使いやすいサーチトリガー2種が共に1p→2pへ。自分のデッキタイプに合わせて使い分けられるのは嬉しい。ポイント調整に困ったら一考の余地あり。
・4p注目カード
まずは、今期から4p落ちしたユニット一覧
懐かしい面々が揃う。つまり、今期のSデッキは前期ほどのパワーはないと思われる。軽量ユニットが多いので、ポイント稼ぎのために採用するには困らない。
注目は初の4p落ちとなる《暁姫ニュクス》、《奉仕少女セツナ》、《義賊五右衛門》、《セレニティナース》といったPRの面々。どれも通常のデッキでは使いにくいので、職人のデッキ構築を期待したい。特に《セレニティナース》はイベントで対戦したとき、かなりのポテンシャルを感じた。
508位:謀略の祝杯
2p→4p落ち。前期の終盤で、圧縮明天対策としてちょくちょく見かけた。今期は盗賊が増えそうで、怪盗ZEROも使用率は高そうなので、4pなら採用の余地は充分にある。
507位:《ディスティニーコントロール》
517位:《明鏡止水》
521位:《リベリオンの盾》
531位:《帰還》
569位:《軍師の采配》
570位:《ツインロック》
いわゆる【トリコン】デッキパーツ。この系統はとにかくウイルスが辛すぎる。相手を処理するのは得意なデッキだが、自分の場におかれたウイルスは処理しにくく、ウイルスがある限り多くのトリガーインセプ効果は発生しない。簡単にS構成が構築可能とはなったが、それでも厳しいと言わざるを得ない。
・種族別ポイント変動ピックアップ
ここでは、これまで挙げた以外で、今期注目の種族別にポイント変動を確認したい。
197位:《青海のドーリス》(0p→1p)
204位:《ヴォジャノーイ》(0p→1p)
213位:《海底の楽園》(0p→1p)
352位:《メガジョー》(1p→2p)
369位:《スターフィッシュガール》(1p→2p)
623位:《マーメイド》(2p→4p)
【海洋】デッキパーツ達。流行以来、一定の使用者がいたデッキだが、これほどポイントがついたのはいつ以来だろうか。使い手が声を揃えて「現環境は無理ゲー」といっていただけに、全て順位を下げている。
これだけポイントが付けばB構築はおろか、A構築も現実的なラインではあるが、これまでの構築では安定して勝つのは厳しそう。新たな構成が求められる時期にきているのかもしれない。
102位:《クシナダヒメ》(0p→1p)
123位:《大魔導士リーナ》(0p→1p)
229位:《安穏のアリエス》(2p→1p)
278位:《オルトロス》(4p→1p)
326位:《アフロディーテ》(1p→2p)
360位:《雷鳴のエメルダ》(1p→2p)
514位:《アメノホアカリ》(1p→4p)
535位:《暁姫ニュクス》(2p→4p)
【魔導士】ユニットの面々。全体的にポイントが付き、《魔導の書》は1p維持。無理なくB構築可能で、A構築も現実的に。魔導士パックの販売で、《大魔導士リーナ》をはじめ多くのパーツが入手しやすいのも追い風だ。
ただし、環境に合うかどうかというと疑問符が付く。BPが低めで2cpユニットが多く、並べて真価を発揮するデッキだけに、シヴァ、インドラで簡単に壊滅してしまう。秩序の盾対策も必要なため、ツクヨミ等、何らかの対策カードは必要だろう。
以上です。かなり長くなってしまった…
ともあれ、1ヶ月越しの新環境。デッキ構築は悩ましいですが、ポイント変動を確認しながらがんばりましょう!
※ 考察は個人の意見ですので、間違い等あるかもしれませんが、ご容赦願います。